オーロラを求めてアイスランドへ♪ーNo.1 2005年1月17日〜22日 写真集はこちら
「オーロラを見にアイスランドへ行こう!」と、言い出したのは主人だった。
”ええぇー寒いやん。。。しかし、オーロラはいいとしてもなんでアイスランドやねん??”と思った私。
とにかく説明会に行って様子を聞いてこようということになった。
でも、主人が貰ってきた旅行社の「オーロラツアー説明会」の日は親戚の結婚式で主人は行かれず、私が一人で出席してきたんですけどね(^^;
「オーロラツアー説明会」(2004年11月13日)
オーロラは太陽から吹いてくる太陽風が地球磁場と猛スピードでぶつかったときに起きる放電現象で、極点より少し下がったところにあるオーロラ帯と言われるところでよく見られる。ちなみに北極だけでなく南極でも同時に見えているらしい。
日本からのツアーでは、「カナダ・アラスカ」方面と「フィンランドなどの北欧」に行くのが多い。
違いは、「カナダ・アラスカ」だとマイナス40℃くらいにもなり、特別な防寒着(レンタルがある)がいる。それにホテルがあるような明るい町では見ることができないので夜に観測所のあるところまでツアーで行くことになる。
「北欧」ではマイナス20℃くらいで、スキーに行くくらいの服装でもよい。灯りの少ない小さな村のホテルに滞在するので、ホテルの敷地からそれぞれ勝手に観測する。
オーロラの見られる確率としてはカナダの「イエローナイフ」辺りが一番高いらしい。きっと観測所のようなところに行けば真っ暗なので綺麗なオーロラが見られるのだろう(私の想像)。
それから服装の注意やカメラ撮影のことなど説明してくれたが、アイスランドのことが全然出てこないので質問してみた。
皆、カナダに行く人、フィンランドに行く人ばかりでアイスランドに行くと言う人は他にいない(^^;
ツアーのパンフレットには添乗員のないツアーが1つだけ載っているんですが・・・。
で、「アイスランド」は「北欧」と同じような感じだけど、メキシコ湾流の影響でもっと暖かく、平均最低気温がマイナス2℃だと。ほんとうかな?(^^;
オーロラの見える確率はどうか訊いてみたが、それはよく知らないみたいだった。
主人は中学校のときから地図で見る地球の北の果てにあって、温泉もあるという島国に行ってみたいと思っていたらしい。
私は始めフィンランドの方がツアー料金も安いのに・・・と、思っていたが、だんだん温泉や間欠泉や滝の観光にも心引かれてきて、もしオーロラが見られなくても観光で行ってみるのもいいかなと・・・。第一そんなに寒くないらしいのがいい。
そういうことで、気候も風土も予想もつかないアイスランドに行くことに決定した!
1日目:1月17日(月曜日)
11時55分のフィンランド航空AY−078便に乗るため、10時前に関西空港へ。
近畿日本ツーリストのカウンターでチェックインして航空券を受け取る。
他にもお客がかなりいるので、係員に「同じところに行く人は他にいますか?」と聞いてみるが、「いないですね。」と少し気の毒そうに言う(^^;
荷物を預けて、出国、搭乗口へと移動して行く間もオーロラを見に行くと言う人たちが結構たくさんいるのに驚いた。中年のおばさんグループとか(笑) オーロラを見に行くって、極普通の海外旅行なのだと知る(^^;
AY−078便は満席だった。
ほぼ定刻に離陸して、ヘルシンキには15時5分頃到着(時差7時間)。9時間10分ほどのフライトだったけど、座席が狭くてとても疲れた。4人がけのシートで隣は還暦祝いに娘さんとフィンランドにオーロラを見に行くという母娘で、その人も結構海外に行かれているのに、狭くてとても疲れたと言っている。シートが狭いことも確かだけど、その人もあまり小柄ではなかったこともあるかも?(^^;;
私たちはアイスランドに行くと言うと、娘さんのほうが2年前に友達と行ったがオーロラは見られず、あまりいい印象をもっていないよう・・・。なんと今回はそのリベンジらしいのだ(^^; 温泉も入ったけど、吹雪で顔が寒かったって。。。う〜〜む。なんか悪い予感がしてきた(^^;;
ヘルシンキに着いて、お互いにオーロラが見られるよう、旅の先の幸運を祈り合ってお別れした。
私たちはまだこれからケフラヴィークまで行くのに、9時間かかるというのだからうんざりしてくる(T_T)
アイスランドもシェンゲン協定に加盟しているので、ヘルシンキでパスポートのみの簡単な入国手続きをする。
2時間半ほどの待ち時間の後、フィンランド航空でコペンハーゲンまで約1時間半のフライト。そして、また待ち時間約1時間半。
コペンハーゲンからはアイスランド航空でケフラヴィークまで3時間。それぞれ1時間の時差があるので飛行機が着くたびに時計を1時間遅らせなくてはならない。(アイスランドの時差は日本の9時間遅れ)
コペンハーゲンからの飛行機で日本人の女の子が2人いて、声をかけるとやはりアイスランドにオーロラツアーにきた人たちだった。
ケフラヴィーク国際空港に到着。免税店で日本の一万円札で買い物するとアイスランドクローネでおつりをくれるとガイドブックにあったので、それぞれ一万円ずつ使って両替。あとは両替所で両替しようと思ったら、もう閉まっていてできなかった。でも、これは全く問題なし。アイスランドでは現金は全く必要なくて、どこでもクレジットカードが使えた。チップは日本と一緒で要らないのが助かる(^o^)
空港に今夜のホテル「ノーザン・ライト・イン」の人が迎えにきてくれていた。
さっきの女の子達も一緒だった。後で聞いたことだが、彼女たちは東京のHISツアーで申し込んで、スカンジナビア航空でコペンハーゲンまできたらしい。
雪道を15分くらい走って、ホテルに着く。時間の感覚がわからなくなっていたが、だいたい夜の11時くらいだったかな?
ホテルは21室の小さなホテル。今夜は曇っているのでオーロラは無理かなと思って部屋にいた。煙草を吸いに外に出て行った(このホテルは全室禁煙)主人が、「みんな玄関のところでオーロラを待ってる。昨日は6時頃オーロラが見えて宿の主人が電話で教えてくれたけど、今日は遅いから教えてくれないだろう。と、言っていた」と言う。
それで、私も一応カメラを準備しておこうと三脚を立ててしていると、また出て行った主人が窓を叩いて、「今出てるでー!」と、教えてくれたので、あわててカメラを持って出て行ったらほんとうにオーロラが出ていた!!
こんなに簡単に見えてしまうとは!!
| ↓ノーザン・ライト・インから見たオーロラ | |
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この日は曇ったり晴れたりで、一晩中何度もオーロラが出たりまた消えたりしていた。写真に撮ると緑色になってしまうが、実際は白く見える。
宿泊者は日本人ばかり10人くらいが部屋から出て玄関のところにたむろしていて、入れ替わり外に出て様子を見ている。オーロラが出そうなときはもやっとした雲みたいなのが空に現れて、それが段々大きくなったり形を変えて広がったりする。頭上に大きく広がってカーテンのようになり、その白いカーテンの裾に赤色が混ざってひらひらしたりするのもあって、みんな歓声をあげて見上げていた。
しかし、このホテル、オーロラで有名なんだけど、オーロラを見るのって日本人だけなのだろうか?個人できてここに何日も泊っている人もいる。ロンドンにいる姪と一緒にきたと言う人は、レイキャヴィークに3泊したけど周りが明るくて見えなかった、今日は最後の日なので見られてよかったと喜んでいた。
2日目:1月18日(火曜日)
少し寝ようと思ったけどあまり眠れず、朝方起きて行くと、朝8時に出発という人たちが出ていて、一緒にまたオーロラが見られた。
この時はカメラを持っていなくて、撮ることを考えずただオーロラを見て楽しめたのもよかった♪
私たちは10時にホテルの車で「グルーラグーン」に送ってもらうことになっている。
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朝10時前のノーザンライトインの玄関前 |
まだ日は昇っていないが結構明るい。 |
昨日の女の子達も一緒の行程のようだ。
雪の中の道を5分ほど走ってグルーラグーンに着く。
ブルーラグーン
この世界的に有名なアイスランド版露天風呂は天然のものではなく、地熱エネルギーを利用して作られた広大な人口温泉なのだ。
シャワーで体を洗ってから水着を着けて入る。
青みがかったもやであたりは全く見えない(^^; 近くに東京から来たという男の子が2人いた。
日本の露天風呂とは様子が違うが、なかなか幻想的でいい感じだ(^o^)
お湯はちょっとぬるいところがあったり暖かいところがあったりする。まるで湖のような感じなので対岸まで泳いで行ったが、足の足りないところもなく、場所を見失いそうな気もしたが、もやの中に灯りだけは見えていたので大丈夫だった。
女の子たちが泥パックをしてたので、私もしてみた(^^;
1時間くらい入っていて、出てから写真を撮った。
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私たちが入ったところはあの岩の向こう側かな? |
日が昇る前はもっと幻想的な感じだった。。。 |
帰りはレイキャヴィーク行きの循環路線バスに乗る。
11時45分と言われていたのに、バスは来たものの女の子達はなかなか来ず、バス停の近くで写真を撮る。
お風呂で会った東京の男の子達も同じバスだった。
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ブルーラグーンの入り口から |
反対側はこんな感じ(ただっ広い) |
| 12時10分頃、マイクロバスはブルーラグーンを出発。レイキャヴィークへ。 窓の外に太陽が見えている。 12時過ぎの一番高くなっている時間なのに、夕方のように低い位置にある。 バスに揺られてうまく撮れていないが、 |
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レイキャヴィークに着いて、個人旅行できていた男の子達とは別れて、今度は「ゴールデンサークル行き」の定期観光バスに乗り換えた。
1時半出発。私たち4人のほかは皆外国人で十数人乗っていた。
ドライバーが英語でガイドしながら運転して行くが、説明はほとんど分らず(^^;;
たぶん、レイキャヴィークの人口が何人とか、見えている湖の大きさが何番目でどれくらいの大きさだとか言ってたと思う(^^;
ゴールデンサークル・ツアー
1時間ぐらい走ったあと、クベラゲルジという温室栽培が盛んな街の「エデン」というレストハウスで休憩した。
お昼ご飯を食べそびれたので、ここでアイスクリームを食べた♪
またバスに乗って、雪がなければ黒い溶岩台地が広がっているのだろうが、今はどこまでも続く雪原の中を走って行く。
最初にバスを降りて見学したのが、「ケリズ火口湖」だった。
深い緑色をしているらしいが、今は雪。覗きこむのも恐い感じ(^^;
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ケリズ火口湖(影ができてわかり難いかな?) |
火口湖付近の景色 |
それからまた田舎道を走って、着いたところは「グトルフォスの滝」の見えるところ。
雪道を滝の近くまで歩いて行った。
ここはかなり寒くて手袋をバスに置いてきたことを後悔した(^^;
グトルフォスというのは「黄金の滝」という意味。近くで見るとかなりの迫力だ。
豪快に水煙を上げて落ちていくところには虹が掛かって見えた。
滝から引き返し、今度は階段を登って見晴らし台のところへ。
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右寄りに虹が掛かっているのが見えるかな? |
見晴台に登った所の風景 |
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見晴台から滝を見る |
右上に太陽が沈んでいく |
滝の見晴台の駐車場のところにレストハウスがあった。
一緒にいた女の子が持っていたペットボトルに残っていたお茶が凍っている(^^; 念のためにカメラをポリ袋に入れて持って入った。
食堂にスープが置いてあったのでそれを食べることにした。丼くらいの器にたっぷりと入れてくれ、それにパンもついてくる。暖かくて美味しかった(^o^) 考えてみれば、お昼はアイスクリームだけだったのだ。。。
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それから今夜の宿泊地でもある「ゲイシール(間欠泉)」へ。 雪の中で、ところどころもくもくと白い湯気が上がっているところ、この高温地熱地帯。 5分間隔くらいに高く吹きあがる間欠泉が吹きあがるのを待ってカメラを構える。 今日は私たち4人はこのゲイシールのホテルで泊るのだ。 ゲイシール(間欠泉)が吹きあがったところ(失敗写真)→
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間欠泉を見てバスに戻る。 ときどき雪の中に足がゴボッと入ってしまいそうになるので、気をつけながら・・・(^^;; 夕暮れのなか湯煙の向こうにホテルやレストハウスの明かりがほの見えていい感じ♪ |
ホテルは「ゲイシールホテル」、たぶんここで一件だけのホテル。近くに土産物店と軽食を出すレストハウスがある。
チェックインすると、夕食の時間を尋ねられた。夕食は付いていないんだけど、夜は他に食べるところがないからだろう。
夕食を7時に予約。部屋は18室ありコテージタイプになっている。
部屋(コテージ)に行くとき外にプールがあって、表面から湯気が出ているので、温水プールだと思い、ホテルの人に「プールで泳げるか?」と聞いたら、「泳いでください」と、確かに言った(と思う)。で、夕食まで時間があったので泳ぐことにした。
更衣室で水着に着替え、シャワーがなかなかお湯にならないので適当にシャワーを浴びて、外に出たら寒くてたまらんかった(あたり前?)。すると、主人がまだ服を着たままプールのところで、「水やで。」と言っている。ええっーーーー!
訊いてみると、財布を持ってきたらロッカーに鍵が掛からなかったので、財布を部屋に置いてこようと外に出て、念のためプールに手を入れてみたらしい。
後でよくみると、プールの近くに小さな露天風呂があって、そこはお湯だった。そのお湯をプールの方に流してるのでその辺りだけちょっとマシだけど、そのほかは全くの冷水だった(T_T)
7時にコテージから本館のレストランに行って夕食。ちなみに主人は肉料理、私はパスタ、隣のテーブルに女の子2人は魚料理を注文したが、どれもあまり美味しくなかった(^^;
一足先にレストランを出てコテージに戻りかけると、空に大きく一筋オーロラが出ていた。主人は女の子達を呼びに行き、私は急いで部屋に帰ってカメラの用意。
この夜もまたオーロラが何度も出現して私たちを堪能させてくれました(^o^)
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↓ホテル・ゲイシールから見たオーロラ |
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コテージは2部屋が1つになっていて、泊っているのは私たち4人の日本人だけのようだった。やっぱりオーロラを見たがるのは日本人だけなのかな??昨日のノーザン・ライト・インといい・・・。
コテージはドアを開けるとすぐ外が見られるし、寒くなれば部屋で暖まれるのでオーロラを観測するには好都合だった。
夜中、お腹が空いたのでお湯を入れて作るお握りを食べた。今回初めて持って行ったんだけど、結構美味しかったよ♪
<オーロラの撮影について>
オーロラは見た目に感じるよりずっと暗いので、まず10秒くらいの露光ができるカメラが必要だ。バルブ撮影ができる一眼レフが望ましいが、シャッタースピードが8秒とか10秒に設定できるコンパクトカメラでも(女の子たちが持っていた)結構写せているようだった。もちろん三脚は必須。
私のカメラはCanon EOS Kiss Digital、レンズはSIGMA 18-125mm
F3.5-5.6。レンズは18mmに固定、ピントは∞に合わせ、シャッターはバルブ、絞りは開放にしておく。1日目にレリーズを使ってバルブ撮影をしていたら、最初に押して次に戻そうと思ったら動かなくなってしまった(T_T) それでその日はシャッターを手で押して撮っていたんだけど、2日目に思いついてレリーズをカイロを入れたポケットに入れて使っていたら大丈夫だった。やはり寒さで動かなくなったのだ。もっと寒いカナダやアラスカだったらカメラのシャッターも動かなくなるというが、アイスランドではそういうことはなかった。バッテリーはリチウムイオン電池。予備も用意していたが一晩のうちに交換することもなかった。
頭上に大きく広がるようなオーロラが現れた時はもう少し広角のレンズだったらなあと思うこともあったが、それは実物を目で楽しむということでいいかも。 つづく